しろあじ備忘録

システム関係の備忘録。ザルのような記憶力なので、こうして書いておかないと忘れるのだよ。

【Wordpress】PageSpeed Insights で FAILED_DOCUMENT_REQUESTエラーでまずすべきこと

ここのところ、合間にWordpressのサイトの改善をやっている。
もともと構築された方が突然離れ、放置気味のサイトがいくつか。。引継ぎ無し。
時間あんまりないから極力デグレードを避けて改善するか、がポイント。
その辺りの備忘録まとめをシリーズ化してみた。

目安PageSpeed Insightsでエラー

とりあえずチューニング前の状態で諸々調査しようと、
PageSpeed Insights
developers.google.com

で分析を、、、といきなり以下のエラー

Lighthouse returned error: FAILED_DOCUMENT_REQUEST. Lighthouse was unable to reliably load the page you requested. Make sure you are testing the correct URL and that the server is properly responding to all requests. net::ERR_ABORTED

とはいえ、サイト自体はPCもモバイルも見た目的にはレイアウト崩れもなく表示できている。
まあ、速度は遅いけど。。

そもそも私が構築したわけではないし、引継ぎもない。
あるのはダッシュボードとFTPとWEBサーバーの管理画面。

諸々調べたのだか、その経緯は省略。
結果としては↓

PageSpeed Insightsでエラーが出るなら.htaccessをまずは見よう

見てみると、、

#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_START
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_START
<IfModule mod_rewrite.c>
 略
</IfModule>
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_END
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_END
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
略
</IfModule>
# END WordPress

#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_START から #SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_ENDブロックがある。
なんとなくこれが気になった。

これだけみると、そういうプラグインの設定なんだろう。
そして、現在、この名前のプラグインが有効化Activeになっている。

そもそも SITEGUARD_PLUGINってなに

ja.wordpress.org
↑の公式サイトを見るとわかるが、セキュリティ用のプラグインだ。

注意事項は以下のサイトが分かりやすい
bibabosi-rizumu.com

乗っ取られて改ざんされたりするのを防げる心強いプラグインというところか。
同時に大量にインストールされたプラグインの整理もしているが、
このプラグインはちょっと外せないかも。。

ネットでさらにみると、#SITEGUARD_PLUGIN。。ブロックを消すと不具合治った情報が結構多い。
試しに一旦削除してみるか。

.htaccessから削除した結果

ダメもとで、、ダメだったら元に戻せばいい。
一旦バックアップを取ったうえで(←ここ重要!
*今回は.htaccessファイルのみバックアップ。心配ならサイト全体バックアップしても、、というか本当は全体バックアップするのがお作法的によろしいかと。

先ほどの記述をブロックごと削除して再度 PageSpeed Insights したところ、

f:id:ramapipi:20191113091311p:plain
PageSpeed Insights結果


わーい、エラー無く結果が出たー♪
そして超おそーい。

とはいえ、このままではきっとSITEGUARD_PLUGIN的にはよろしくない状態。

.htaccessを戻して PageSpeed Insights した結果。。

私自身、大量にタスクがあるので(単に仕事を抱え込んでいる状態)
SITEGUARD_PLUGINの設定などの妥当性については、別途調査しよう。

一旦、.htaccessを元に戻すことにした。
PageSpeed Insightsエラーだけど、サイト自体は一応表示できてるし。情報発信のみのサイトだから、まあいいか。

.htaccess #SITEGUARD_PLUGIN。。ブロックを復活させて、
もういちど PageSpeed Insights してみたところ

f:id:ramapipi:20191113083959p:plain
PageSpeed Insights結果

おお。エラーが出なくなった。
さらにちょっと遅くなっているが、、きっと誤差の範囲でしょう。
この辺のチューニングは別途ね。

今回の結論:.htaccessを一旦修正し、元に戻してみるのは一見の価値あり

なんじゃそりゃ、な結論だが。
今回の感じだとキャッシュが影響したんだろうなあ。。
なんかキャッシュ系のプラグインもちらほら入ってるんだよね。
これはこれで後ほど見ようと後回し。だから仕事が溜まってく。。

影響範囲的には比較的安心な対処方法なので、
FTPなどで直接.htaccessを触ることが可能であれば←ここ大事
一旦修正して改善を確認したら、さらに元に戻してみる、というのもありだし。

元に戻しても改善できたら、その分、今回の対応によるデグレードの可能性は少なくなるから良いね。