しろあじ備忘録

システム関係の備忘録。ザルのような記憶力なので、こうして書いておかないと忘れるのだよ。

【雑記】そういえば、アクセスカウンター見なくなったね

前記事で、過去に作成した(10年くらい前)ホームページの調整について触れたが、

その流れで、なんとなく25年ちかく前にホームページを作っていた時のことを思い出した。

当時職場のパソコンはIEネスケが入っていて、
たしかプロバイダはIIJ4Uだったっけ。。

自分の場合、とりあえず秀丸でベタでhtml打ってた

当時、SEとして会社員。
会社にインターネットを導入してほんの数年。

私は個人的にホームページ作成に興味を引いた。

基本、業務系システムで、COBOLやらVBやらで開発している職場なので、
ホームページに興味を示す人はあまりいなかった。

休み時間に、パソコンでべたで打つ

手始めに最低限のタグで「Hello! World」をブラウザに表示させてわーい。

そんなところから、ぼちぼちと始めた。

「とほほのWWW入門 」さんにはかなりお世話になった。

当時はホームページビルダーで作るか、Word(!)で作るかくらいしか選択肢がよくわからず、、、

でも、これらって勝手にタグが生成されちゃうので、自分には扱いにくくて、

やはりテキストエディタゴリゴリの方が、自分の思ったレイアウトになるなあ、と。

<table>タグを駆使してた。
divタグやスタイルシートなんて存在しなかったころだ。

ホームページ作成ソフトにたよらず、意地でもテキストエディタでごりごり書いていたが、
この経験はいまだに役立っている。

あ、スタイルシートに対して、最初抵抗を感じてしまって、、スタイルシートを使わなくても作れたから。
それで、なかなか踏み出せなかったけど、その後仕事でどうしてもCSSとかかわることになり、それでCSSの壁は乗り越えた。


タグの属性を知るためにとほほさんのサイトにかなりお世話になった。
今でも運営されているのですね。すばらしい。。
www.tohoho-web.com

しかも、WWW入門の中に、RubyやPhyton入門まであるー!感動だ。後でゆっくり読もう。

アクセスカウンター・キリ番はお約束だった

さてさて、記事タイトルに話を戻し。

20年以上前は、「トップページにアクセスカウンターをつける」がお約束だった。

友人とネット販売サイトを運営したのだが、やはりアクセスカウンターをつけた。

レンタルサーバー先にカウンタ機能があれば、それを使ったし、
PerlCGIを自作したこともあった。

そういえば、CGIという言葉もあまり聞かなくなったなあ。

そして、「あなたは 0001人めの訪問者です!」と表示できたのを見てわーいわーい。

この桁数をどうしよう、と友人と話したのだが、
やたら桁を多くして、「あなたは 0000000001人めの訪問者です!」とすると、なんかさみしい感じなので、
とりあえず4桁にした。(たしか6桁にはなったはず)


自作だったので、
「どうせならキリ番ゲットした人には特定のメッセージを出して、割引サービスつけちゃおう!」
となり、
そんなプログラムも仕込んだ。
キリ番ゲット時には合言葉が表示され、その合言葉を使ってくれれば割引だ。
しかもその合言葉の文字は虹色だ。

そんなことを考えてプログラムに仕込むのも、なんだか楽しかった。

とはいえ、キリ番ゲットした人が、かならずしも購入するわけではないので、割引サービスが生かされたのはほんの数回。

ほとんど自己満足的な機能だったんだけど、
「わあ、プログラムがうごいているー、たのしい」という感じで。
純粋に作るのが楽しかったわー。

訪問数を知りたいなら、今ならアクセス解析

当時はアクセスカウンターを設置したことで、何人来たかが分かった。
逆に、それ以外でアクセス数を把握する手段がなかった。(まあ、TOPページにカウント数表示させない形もあるんだけど、なんか表示させるのがお約束みたいな感じで。)
とはいえ、私と友人が開いてもカウンターアップするので、ざっくり参考程度。


今なら、アクセス解析の機能で、サイト訪問数が分かる、
さらにブラウザや媒体の種類、訪問元云々、、、いろいろと分かる。


逆に、そういった情報を知ることでSEO対策というか、よりアクセスするサイトにするための分析をして、、、

以前なら、「ホームページ制作します。1ページいくらから、、」といった会社を見かけたが、

今はそれだけでは足らず、SEO対策を専門とした会社もあるし、

時代は変わったものだ。

ホームページにアクセスカウンターは、今となっては必要性はあまりなくなり、、、

そうだね、ツイッターならフォロワー数、RT数
Youtubeなら視聴回数、
また、いいね数やらなんやら、、、

SNSの普及が大きいのだろうね。
そもそも「ホームページ」を見る、という行動も少なくなったし。。。


たとえば、Youtubeで動画を見ようとしたときに「視聴回数が多いから面白いかも」とか思ったりする。

ホームページを開いて、アクセスカウンターの数多さや「●●さん、10000キリ番ゲットおめでとう!」的なメッセージの多さを見て、
「おお、たくさんの人が見ているサイトなんだなあ」と思った時のように。


「アクセスカウンター」はなくとも、そういった「数」の重要さはいまだにあるし、この先も形を変えながらも「数」が重要視されるのだろう。
この辺りは、SNSが今度どうなるかがカギを握っていそう。

そしてもっと、その数は細かくなっていくかも。
細かくなれば、それを集計・分析・それらをもとに戦略を練る職業がまた新たにでてくるのかも。

今ならアクセスカウンター、意外と新鮮になるかな??いや、、、警戒しちゃうな

たまーに、アクセスカウンターがあるのを見かける。

昔ありがちだったデザインのサイトなので、「ああ、放置してるのかな」と思ったりするが、

逆に、今から新たにホームページ作成し、
今どきのデザインのサイトにアクセスカウンターを設置して、

あなたは0000001番目の訪問者です!

とかしちゃうの。

あ、それなら、自分のインスタとかFacebookとか、SNSにアクセスカウンターを付けるのはどうか。

、、、と想像してみたけど、
たぶん私なら、次またそこへ訪問しようとは思わないかも。。。


なんだろう、監視されている感じ?

私個人の感覚だが、昔ながらのホームページなら「あ、アクセスカウンターがあるー、なつかしいわー」くらいだけど、
SNSで「新たに」、あなたは0000XXX番目の訪問者です!
とでちゃうと、スパムめいたものを感じちゃいそうだ。

「あなたは当選者です!」みたいな。。。